理学療法士としてのこれから。上司との面談を通じて思うこと。

今年の3月に人事異動があり、現在の職場に移りました。

あれから4ヶ月ほどが経過。すっかり仕事にも慣れました。

最初の頃は緊張の中、覚えることがたくさんで本当に必死でした。少し前のことなのに懐かしく感じます笑

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リハ職は僕一人

そして今日、異動してから初めて施設長と面談を行いました。

面談のテーマとしては、『現在の職場での不満や改善してほしいことはあるか』『僕自身の理学療法士としての未来について』でした。

『現在の職場での不満や改善してほしいことはあるか』については、今のところはなしという感じ。

というのも、今の職場にはリハビリ職は僕一人しかおらず、僕にしか出来ない仕事を僕一人がこなしている感じ。

そのため、誰かにやり方がどうとか、進むスピードがどうとか、評価・臨床がどうとか、そういうことを言ってくる人がないのです。

自分のペースで進めることができ、自分の思ったようにリハビリが出来るため、心穏やかです。

ただこれは僕が理学療法士として14年目ということで、それなりに経験があるから大きな不安が生まれないことが大きいかも知れません。

もし新人〜3年目など経験がまだ浅い時期だったら、自分のやっていることが合っているのかなどと不安な気持ちでいっぱいになったと思います。

やはり最初のうちは病院などで先輩から指導を受けながら、成長していくのが良いと思う。

いきなり小さいデイケアでのリハビリはなかなかに難しいと思うこの頃。

今思うと新人の頃が一番きつくて、辞めたかった頃だと思う。人間関係とか諸々で。

理学療法士としての仕事にも慣れ、後輩もでき、それなりの立場になってからは新人ほどのきつさは無くなった。

病院→デイケア・老健→訪看→デイケア→デイケアと異動して今はリハ職一人での仕事。

これが良いのか、悪いのか。

メリット・デメリットありますが、現在はメリットの方が大きいと感じています。

でも理学療法士として成長しているのかと聞かれると、少し返事に困る自分もいる。

利用者は基本的に生活が自立されている方のみ。リハビリをすると言うよりは、介護予防視点での運動指導がメイン。

似たような毎日、同じ利用者、同じ業務。

正直『成長』だけにポイント当てると、もっと違う職場の方が良いのかも知れません。

理学療法士としてのこれから

この成長に繋がるのが次の面談のテーマ。

『僕自身の理学療法士としての未来について』

これからもっとこういうところで働きたいとか希望はありますかと施設長に聞かれて僕が答えたのは

「今すぐこういうところで働きたいとかはないですが、もし次に異動の話が出たら、訪看が良いです」

僕は回復期リハ、老健、デイケア、訪看と経験してきて、自分が一番働きがいがあったのは訪看。

その人の生き方、人生に関わることが出来て、病院や老健では経験出来ないことが多かったです。

その分、難しい症例も多く、難病の方、職場復帰目的の方、若い方などが多く、長い将来を見据えたアプローチが必要でした。

教科書には載っていない、自分なりの考えや発想が必要な現場でした。

悩みも多く、どうしようと苦渋することもありましたが、先輩に相談しながら色んな症例と関わられたことはとてもいい経験です。

こんな経験もあり、もしまた異動があるなら、訪看に行きたいという気持ちがあります。

今現在34歳、これから65歳定年まで働くとしたら、残り30年。

この30年間、ずっと今の職場で働くことはまずないと思う…。また数年以内に異動があると思う。

これからどんな職場で、どんな立場で働くかはわかりませんが、僕はいつまでも現場で働き続けたい。

年数を重ねてくると、立場も自然と上がり、管理職や施設長などの立場になることが多いですが、個人的には現場で理学療法士として働きたい!

最後の方は自分がリハビリされる側だと思うけど…笑

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この記事を書いた人

岐阜に住む35歳。
妻と猫の2人と1匹暮らし。
実際に体験したことや好きなことを中心におすすめ情報を書いています。

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