日本にはいくつもの高級住宅街があります。
日本の高級住宅街ランキングでは必ず上位に君臨する、兵庫県芦屋市。
その芦屋市の中でも別格と言われている場所。それが六麓荘町。
今回は実際に六麓荘町を訪れてみた、感想を書いていきたいと思います!
厳しい建築協定
六麓荘町は芦屋市の中でも山沿いにあり、駅からは車で10〜15分ほどかかる場所にあります。
芦屋市自体が高級住宅地となっており、市内を走ればすれ違うのは高級車ばかり。
ベンツ、レクサス、BMW、その他の高級外車が多く見られます。
体感2〜3台ほどに1台は間違いなく高級車。他の場所ではなかなか見られない光景です。
マツダのデミオに乗っている僕が少し浮いて見えるほど笑
そんな芦屋市内を山に向かって登っていくと、たどり着くのが六麓荘町。
六麓荘町には厳しい建築協定があります。
例えば、建築物は1区間につき400㎡以上で、一戸建てとして個人専門住宅とすることや、緑地率の最低限度は40%または30%とする。(緑地面積10㎡につき、高木1本かつ中木2本を植栽すること)
など決まっており、全部で17項目の建築協定があります。かなり厳しい。
そして一切の営利目的がなされないことも有名で、自動販売機、コンビニ、マンション等もありません。
この厳しい建築協定をクリアし、かつ周りの環境も完全に整備された場所が六麓荘町です。
日本の大富豪の中のトップ中のトップが住むことが出来る、高級住宅街です。
行ってみた感想
六麓荘町に訪れたのは午前11時頃。
まず六麓荘町に訪れて一番最初に驚いたことは、電柱がないこと…。
そう、住宅街なのに電柱がないのです。地下に埋め込まれているのです。
そのため、当たり前ですが電線がありません。
電柱がなく、電線がないと感じることは空が広い!!圧倒的な開放感があります!!
まるでテーマパークのような空間。
ここは実際に人が住んでいるのかと疑問に思ってしまう。
電線がないので、外観から生活感を感じることがほとんどなく、ハリウッド映画の世界のような感覚。
映画のセットのよう。ドラマで見る超高級住宅街がまさに目の前に広がります。
異空間に来た感じが半端ないです。
道沿いにあるのはおしゃれな緑の街灯のみ。
そして当たり前ですが、家が圧倒的に大きい。庭も大きい!
えっ?この家どうなっているの?と聞きたくなるほど。
一軒一軒の敷地面積が大きく、門扉も大きい。
門扉から玄関までの距離がもう坂道の様になっている家もあり、玄関が見えない家がほとんど。
また門が大きすぎて、家全体が把握できない状態…。
さらに謎にインターホンが3つ付いている家も。一体どのインターホンを押せばいいのかわかりません笑
家は洋風な構えも多い中、日本庭園のような家もあり、家主の趣味趣向が全面に押し出されています。
そして景観を守るためなのか、ゴミステーションもありません。多分備え付きなのが各家庭にあるのだと思います。
景観を守るの徹底ぶりはすごいです。
緑地にも徹底しており、建築協定にも庭の面積や木の植栽など細かく決められています。
そのおかげで、ただ家が並んで無垢な感じというよりも、自然の中に豪邸が並んでいる感じで厳かな空気が流れていました。
夏の暑い時期というのあるかも知れませんが、住民は全く外に出ておらず、外にいるのは土木関係の方や庭師の方ばかりでした。
また山沿いの傾斜地にあるため、坂からは芦屋市や神戸市などの町並みがずーっと先まで見渡せます。
夜景は相当綺麗だろうなと想像できます。もう完璧過ぎる住宅街…。
よくTwitterとかで見るにわか金持ちと違い、ガチの金持ちが住んでいる場所。本物です。
本物を知ることで価値観が変わるといいますが、まさにその言葉通りというか、なんかもう次元が違いました。
お金持ちに嫉妬するとか、そんなレベルを超えて、もう感動に近いものさえありました。
観光地とかではなくただの住宅街なので、安易に行ってみてくださいとおすすめは出来ませんが、見て損はない景色です。こんな場所が日本にあるんだと感じるくらい感動しました。
住宅なので写真は撮らなかったですが、You Tubeに動画があったので興味がある方は見てみてください!!
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