それは先月の中旬頃の話。
所長から一言「来月から新しく職員が二人はいります」
人手不足
僕の職場は5月時点ではスタッフ不足で、毎日なかなかに大変でした。
僕一人が異動で入る代わりに、抜けたのは二人のベテラン勢。
実質、−1。いやベテラン二人が抜けて、指導が必要な人が入ってきたわけだから、実質−2なのかもしれない。
今僕もだいぶ慣れて、仕事も問題なくこなせるようになりましたが、人数の少なさは変えられない事実。
もし誰かがコロナで休むことになれば、もうヤバイ状況が目に見えています。
デイの送迎に行けるスタッフも人数不足で足りないため、送迎サービスを行っている会社に一部依頼している状況。
一日のスケジュールを立てるのも、まるでジグソーパズルのピースを埋めていくような作業。
ご利用者の対応や書類業務、送迎、体力テスト。やらないといけないことがどんどんよし押せてくる。
ああ、もう少し人が居れば…。
職員募集の掲示は出しているも、なかなか人は来ない。厳しい現実。
そんな中、急に出てきた新しい職員の話。それも二人!
もし二人とも戦力として働けるようになったらかなり大きい。
その新入社員が6月から入ってきました。
新入社員さん
僕は6月1日〜5日までお休みしていたので、今日が6月の初日。
職場に着いたら、早速新しい職員の二人が。年齢はともに50代程度。
そう年上です。一回り以上の。
上司は年下、部下は年上のねじれの関係ってなかなか難しい。特に言葉使いとか。
でも、僕の職場はそこまで上下関係がない環境なので、それほどその関係性が気にはなりません。
かといって急に分け隔てなくというわけにもいかないので、探り探りで距離感を測っています笑
新しい職員の方は、今まで介護の仕事などは全くしたことがない方。
高齢者との接し方や介助の仕方なども全くわからないため、まずは職場の雰囲気や仕事内容を覚えていくことから。
感覚としては学生時代の僕が病院実習に行っているような感覚かな。
緊張感やばいし、何したらいいのかもわからない、あたふたしてしまう。そんな状況。
そのため、まずは一つ一つ仕事を伝えていくことから始めていきます。丁寧に。
何もわからない状況でいきなりバーっと説明すると頭がパンクするので、まずはゆっくりと。
理想としては3ヶ月後くらいには一人前に動けるようになっているといいな。
自分の成長を振り返る
二人の新入社員の姿を見ていると、ふと3ヶ月前の自分や新入社員だったころの自分が重なります。
あの頃から僕は成長できているのだろうか。
理学療法士として、社会人として、一人間として。
成長している、いないかで言ったら、している。ただ伸び率としてはあまり良くないような気がする。
僕はついつい嫌なことから逃げてしまうクセがある。最近は少しずつ改善してきたけど…。
20代の頃なんかは、自分が嫌と思うことは避けてしまっていた。
嫌なことならやらなければいい。そんな考えもある。それも間違いではないと思う。
でも30代半ばになり思うことは、嫌なことを避けて好きなことをするよりも、嫌なことを少しでもしてみることの方が成長に繋がるのではないかということ。
きっと数年後には違う考えになっているかもしれないけど、今はそう思う。
これからは苦手なこと、嫌なことから逃げ切らずに、少しだけ向き合ってみようかな。
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