コロナ禍になり、ここ数年は開催できていなかった花火大会。
しかし今年からは全国で花火大会が開催され、僕の住む岐阜でも花火大会が開催されました。
それが第1回ぎふ長良川花火大会。
今までは岐阜新聞と中日新聞で分かれて花火大会を行っていましたが、今回からは一つとなり、ぎふ長良川花火大会と新しい名前で始まりました。
今回はぎふ長良川花火大会を見てきた感想を書いて行きたいと思います。
いつも以上の人と暑い待ち時間
ぎふ長良川花火大会は有料席が設けられ、今年は今までと違う様式となりました。
開催日が近づくまでは、いつものように見れないのではないかと心配していましたが、僕が訪れたメモリアルセンターからはいつも通り見ることが出来ました。
ちなみに長良橋は黒いシートが貼られ、見られないようになっていたよう。
また警備員が厳しく、立ち止まらないように声掛けを行っていたとのことです。
やはり有料席の関係で橋から見るのはこれからは厳しくなりそう…。
僕は今まで通りメモリアルセンターから鑑賞。
一日市場と県庁に臨時の駐車場が設けられ、片道大人220円、小人110円でメモリアルセンターまでのシャトルバスが運行します。
花火大会当日は交通規制が厳しいので、このシャトルバスは助かります。
僕は一日市場に停めて、16時頃にシャトルバスに乗り込みました。
メモリアルセンターに付いたのは16時20分ごろでしたが、正直びっくりしました…。
なぜなら例年の比にならないほどの人が居たから…。久しぶりの花火大会からか皆本気です笑
いつもなら16時20時分ごろでも、芝生広場の真ん中の位置に場所取りが出来ましたが、今回はもう真ん中のあたりは全部埋まっている状態で、東側の一部が空いているのみ。
メモリアルセンター自体は朝から場所取りが出来るので、皆さん午前中から場所取りをしていた模様。
次回来るときはこの経験を生かさなければ。
そして出るか出ないか分からなかった、屋台はいつも通りに出ていました。
屋台というよりかはキッチンカーという感じ。例年と同じキッチンカーで同じメニューが並んでいました。
ただ今回違ったことは、人の多さ、圧倒的な多さです。
キッチンカーに並んでいる列が半端ない…。
この列はどのキッチンカーの屋台ですか?と聞きたくなほどの列。
そして列がうねうねと曲がっていたりして、本当にどの列かわからない自体。
一番すごかったのはかき氷の列。もう冗談抜きでテーマパークの列並みに並んでおり芝生エリアまで列ができていました。
多分1時間半ほどは待つのではないかと思う…。恐ろしい。
近くのコンビニやスーパーでお惣菜などを購入して食べるのが正解かもしれません…。
そして夏の夕方といえど、気温は35度ほどあります。この暑い中でひたすら待ち続けるのはなかなか大変。
僕たちは冷やしてあるタオルと汗拭きシート、うちわ、手持ち扇風機などでなんとか乗り越えました…。
花火大会の席取りと待ち時間はマジで命がけです…、みなさん気をつけましょう!!
花火を見て感じたこと
そして時間は19時50分頃。
花火が打ち上がりました。予定より20分遅れ。打ち上がらないトラブルがあったそうです。
全然打ち上がらないので、まさか中止になったのかと心配になりましたが無事始まり安心。
打ち上がる花火を見ていると、あー夏だな〜としみじみと感じます。
ドーーーンと胸に響き渡る音と七色に光る花火。この感覚久しぶり。そしてこんなに近くで見るのも。
周りの見ている人たちも、一通り打ち終わると拍手をしていきます。僕も拍手!!
暑い中、長い時間待っているとなんでこんなことしてまで、花火見に来たんだろうと感じてしまう瞬間がありますが、打ち上がる花火の迫力と綺麗さを見ていると、その気持が一瞬で吹き飛びます。
やっぱり見に来てよかったなと感じるそれが花火。
花火マジック。というものでしょうか。
花火を見ていると、今年も花火を見ることが出来たと感じます。
季節を感じる節々と言うか、一年を振り返ったときの思い出のセーブポイントと言うべきか。
毎年辿る、季節のイベント。そのスタンプラリーをしているような感じ。
春なら高遠の桜、夏なら海沿いのドライブやビーナスライン。
秋は特に決まってないけど去年見たせせらぎ街道の紅葉は良かった。あとUSJも秋に行っている。
冬は軽井沢や多度大社での初詣。
そんな季節ごとの決まった夫婦のお出かけがある。花火大会もまさにその一つ。
今年も花火を見れてよかったと、しみじみと感じます。
そして、花火大会もいよいよ終盤。
フィナーレに差し掛かります。
今回のフィナーレはいつも以上に盛大でした!!もう打ち上げまくりの大爆発って感じで!
金色に輝く花火が夏の夜空に広がるを見て、素直に感じたこと、それは。
『あ〜、コロナ終わったな…』ということ。
コロナ自体は終わっていないですが、こうやって今まで、いや今まで以上の花火を見て、素直にそう感じました。
やっと、やっと今まで通りの夏が帰ってきた…。そう強く感じたぎふ長良川花火大会でした。
帰りは地獄…
そして花火大会は帰るまでが花火大会です。
帰るまでが遠足です。のあの定義が採用されています笑
なぜ帰るまでが花火大会かというと、花火大会は帰りがきつい…。とにかくきつい…。
さっきは花火の良さを語っていましたが、帰りははっきり言って地獄!笑
一斉に大勢の人が、暑い夏の夜に密になって移動する。蒸し暑いジメジメした暑さ…。長蛇の列。
人と人との距離感も近く肩と肩が触れ合う。そんな列を抜けると、今度はシャトルバスを待つ列。
一日市場まで行くシャトルバスに乗るために並びますが、ひたすらに長い。僕たちは比較的早めに並べたので良かったですが、後半に来た人たちは一体何時にバスに乗れたのか…。
バスに乗ってからも交通渋滞の加減でメモリアルセンターから一日市場の臨時駐車場までなんと1時間。
バスは座れたので良かったですが、立ちだったらかなりきつかったと思う。
最初の待ち時間、帰りの地獄を耐え抜く覚悟をした者のみがあの花火を近くで見ることが出来る。
でもこの地獄を感じても、また行きたいと思うのが花火マジック。
来年は有料席で見ようかなと現在は悩み中。
安くはないですが近くであの花火を見れるなら価値はあるかも知れない。値段が今年と同じならですが笑
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