8月8日の甲子園第4試合は、岐阜県代表、大垣日大高校が出場しました!
対戦相手はお隣滋賀県の近江高等学校。
一昨年、去年と甲子園ベスト4まで行った強豪校!
正直厳しいかなと思いつつも仕事終わりの6時半ごろからテレビの前で応援しました!!
大垣日大高校7−2で勝利!!
結果は7−2で大垣日大高校の勝利!!
途中2点取られて、流れを持っていかれそうになるも、その後に3点追加し突き放せたのが個人的には大きかったなと思う。
テレビの前でハラハラドキドキしながら、応援させていただきました。
阪口慶三監督も79歳になられて、もうベテランの域を超えた、仏のような感覚です。本当にいい意味で!
今回の勝利で甲子園では40勝目とのこと。積み上げてきた実績が凄いです。
今回も厳しいと思われた試合でしっかりと勝っていきました。これからの大垣日大高校の躍進が楽しみです!
甲子園に出場する選手たち
僕は全く野球もやってこなかったし、プロ野球も特に好きというわけでもない。
でもなぜか、甲子園は大好きで特に高校からは毎年のように時間があれば見ています。
小学生や中学生の頃はやっていたらながら見で見る程度で、特に意識はしていませんでした。
ただ高校になり部活動に打ち込むようになってからは、甲子園の見方が変わりました。
僕はバドミントン部で野球とは全く関係無かったですが、部活動を通じたくさんのことを知り、学ぶことがありました。
部活動をしていく中で、毎日きつい練習や先輩のしごきを耐え抜くこと、同期との絆、なにかに取り組み続けることの意味、強くなるためには何をしたらいいか、人に感謝の気持ちを持つこと。
まだまだ書ききれないほど、たくさんの学びや体験がありました。
その中の一つに勝つことの大変さ、難しさがあります。
大会ではどの学校も本気で戦いを望んでいきます。その戦いの中で県大会で優勝し、全国大会に行くことがどれだけ凄いことか分かります。
才能だけでは片付けられない。相当な努力をして、その中でもより努力を積み重ね、勝ちたいという気持ちを強く持ち続ける。そんな選手が勝ち残ります。なかなか出来ることではないです。
甲子園に出場している選手は全国のトップが集まっています。
小さい頃から野球を続け、努力をし続けた人たちが集まっていると思います。
周りの友達が遊んでいる時間も、全てを野球に捧げるほどの努力をしていかないと辿り着けない境地です。
そんな選手たちが集まり、本気で勝負をしている。
高校の頃は自分と同い年の選手たちが、甲子園の舞台で活躍している姿がすごく眩しく見えました。
同い年なのにどこか遠い存在に感じる。ちょうど僕はハンカチ王子やマー君と同じ世代。
早稲田実業学校と駒大苫小牧高校の決勝戦は今でも鮮明に覚えています。
ここにたどり着くまでにどれだけの苦労と努力があっただろう。
地区大会で散るような僕でさえ、あんなにきつい練習や経験をしてきたのに、ここにいる人たちの努力は計り知れない。そう感じるようになってから甲子園がより好きになりました。
蘇る思い出
高校を卒業し部活動を止めてからも甲子園を見ると、あの高校の日々が蘇ってくるような気がします。
暑い日に坂道を走り続けた日。
鏡の前で素振りをした日。
走り込みダッシュぶっ倒れた日。
練習試合で勝った日。
部活帰りにコンビニでおでんを買った日。
先輩にパシリに使われた日。
あの先輩がうざいとか愚痴を言い合った日。
うまく行かなくて挫折した日。
大会で負けた日。
団体戦で勝った日。
最後の試合で負けた日。
そんな、たくさんの思い出が蘇ってくるような気がします。
白球を追いかけるその姿は、いつかの高校時代、必死に頑張っていた自分に重なります(重ねるもおこがましいですが…)
きっと画面の向こうにいる選手たちも、たくさんの思いを胸にここに立っている。
勝ち負けも大事だけど、仲間と過ごせているこの時間を本当に大切にしてほしいと思う。
今この年になって高校時代を振り返ると本当に充実した高校生活だったと思う。
友達は多くなかったし、クラスでは3軍だし、彼女はいないし、遊びも全然しなかったけど、部活動を通じて本気で取り組んだ仲間がいました。
仲間たちと遅くまで練習して、帰り道は愚痴言い合って、コンビニで安い100円の2Lのジュースを買って飲んだり、帰りの電車で爆睡したり、そこから自転車で家まで帰る。時間は21時半。
当時はきつかったけど、あのときにしかできなかったことを真剣にできていたと思う。
自分の人生にとって宝物のような時間です。
あの経験がなかったら今の僕はありません。
甲子園はまだまだ続きますが、選手たちには1秒でも長く活躍してほしいです。応援しています!!
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