子猫を迎えるまでに必ず準備しておきたいもの9選

子猫を迎える前に事前に何を準備すればよいかわからないですよね。

筆者も実際に子猫(名前はおこめ)を迎えた際に事前に準備したもの、また準備しておけば良かったものを紹介していきます。

おこめ

事前に用意してくれると嬉しいニャ

目次

迎える前に必ず準備しておきたいもの

ペット食器(食事用)

食事用とお水用を2種類を用意します。

食事用の食器に関しては以下のポイントを参考にしてください。

①ちょうどよい高さのもの

②安定感のあるもの

③飼い主さんが手入れしやすいもの

ちょうどよい高さのもの

猫は口から胃までがほぼまっすぐの体の構造をしています。

そのため頭の位置を下げた状態で食事をしていると吐き戻しを起こす原因となります。

猫の体型に合わせて、負担がかかりにくい高さのものを選びましょう。

高さの基準は5〜8㎝程度です。

もし高さで迷う場合は空き箱や雑誌などで高さを調整し、食べやすい高さを見つけるも良いかと思います。

安定感があるもの

食器が不安定だと、食事がしにくいことや、食べこぼしに繋がります。

底に滑り止めが付いているものや、重さがあるものを選ぶと良いかと思います。

飼い主さんがお手入れしやすいもの

ペット用の食器には、陶磁器やステンレス、プラスチックなどの様々な素材があります。

それぞれの素材でメリット、デメリットがあります。

個人的には重さもあり、お手入れのしやすい陶磁器素材がおすすめです。

おすすめのペット食器

実際に筆者も使用しているペット食器です。

高さ、安定性、手入れのしやすさの3拍子揃っています。

ペット食器(お水用)

お水用のペット食器も必ず必要となります。

お水用の食器に関しても、食事用と同様に高さがあり、猫が飲みやすいタイプが良いかと思います。

ただ猫はこだわりが強い生き物です。

中には流れている水しか飲まない猫などもいます。

まずは高さがあり、手入れがしやすいものを選択し、猫のこだわりや成長に合わせて食器を変えていくと良いかと思います。

ペットフード

ペットショップ(お迎えする前)と同じものを選ぶと最初の食事は問題ないかと思います。

子猫の場合はドライフードなどを、消化しきれなかったり、噛み切れない場合があります。

そのため、ウエットフードも準備しておくとよいかと思います。

ドライフードを水で少しふやかしてみるのもおすすめです。

また子猫のうちに様々な種類のペットフードを食べることも大切です。

猫はこだわりが強いため、子猫のときに食べていたもの以外を、大人になると食べなくなることがあります。

子猫のうちに様々な種類のペットフードを試していただくとよいかとも思います。

猫はもともと肉食のため、穀物中心のペットフードは消化不良を起こしたり、栄養バランスが偏るリスクがあります。

できれば、原材料がタンパク質中心のものを選ぶとよいかと思います。

筆者はピュリナワンキャット1歳まで子猫用を利用しています。

タンパク質が中心で値段もお手頃でおすすめです。

他にはワイルドレシピ子猫用なども、タンパク質が中心でおすすめです。

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トイレ

トイレも必ず用意しておきましょう。

トイレのサイズは猫の体調に合わせて変えていきましょう。

計算としては「猫の体長(胸からお尻までの長さ)×1.5cmが目安です。

子猫の場合は成長したときのことも考慮したサイズが良いです。

また子猫の場合は高さがあると入りにくいため、高さが低いもの(12cm程度)のものが良いです。

もし高すぎる場合はスロープや段差を付けましょう。

猫用のトイレはノーマルトイレとシステムトイレの2種類のタイプがあります。

ノーマルトイレ

ノーマルトイレは名前の通り、一般的な猫トイレになります。

形状としては平たいバケツのような形をしており、おしっこが固まるタイプの猫砂を使用します。

メリットとしては、トイレや猫砂自体の価格が安いこと、おしっこの頻度、状態を確認できることがあります。

おしっこの状態(色・匂いなど)は健康状態を把握するためにも大切です。

デメリットとしては、おしっこやうんちをした場合に適時取り除く必要があり手間がかかります。

日中は家を留守にするような方には不向きかもしれません。

システムトイレ

システムトイレはすのこ状になっており、おしっこは下にうんちは上で受け取る形となります。

おしっこは吸水シートを使用し、猫砂はおしっこで固まらないタイプを使用します。

システムトイレのメリットはおしっこの掃除が楽なところです。

家を留守にする時間が長い方にはおすすめです。

デメリットとしては手入れ(月1回の掃除)が少し面倒なところと、おしっこをシートで管理するため、おしっこでの健康の変化に気づきにくいところです。

また吸水シートの費用がかかるところもデメリットかもしれません。

ノーマルトイレとシステムトイレどっちがいい?

筆者は日中は留守にする時間が長いため、システムトイレを採用しています。

生活スタイルや費用、メリット、デメリットを把握したうえで選んでいきましょう。

こまめに掃除が出来る場合はノーマルトイレ、日中家を留守にする場合はシステムトイレが良いと思います。

システムトイレを使用する場合は、おしっこの吸水シートも忘れずに購入しておきましょう。

筆者はデオトイレの子猫〜5kg用を使用しています。

猫砂

トイレと合わせて、猫砂も用意しておきましょう。

ノーマルトイレの場合は固まるタイプの猫砂を、システムトイレの場合は固まらないタイプの猫砂を使いましょう。

猫砂の素材もいくつかあります。

鉱物系、紙系、木材系、おから系、シリカゲル系があります。

それぞれのメリット・デメリットは以下のようになります。

【固まるタイプ】

種類メリットデメリット
鉱物系しっかりと固まり掃除しやすい
猫が好みやすい
値段が安い
取り扱い店舗が多い
重たいので保管が大変
猫や人間が粉塵を吸い込んでしまいやすい
紙系軽く保管や買い足しが楽
吸水力が高い
捨てやすい
添加物が加工されている
軽いため飛び散りやすい
消臭効果は低め
木材系自然の香りと脱臭効果がある
粉塵が舞いにくい
捨てやすい
基本的に固まる力は弱めなので崩れやすい
糊剤や鉱物が入っていることがある
おから系食物でできているので安全性が高い
比較的値段が安い
凝固力は高くはない
おから独特の臭いが苦手な猫や人もいる
猫の誤食に注意が必要

シリカゲル系
消臭・抗菌効果が非常に高い固まるタイプはあまり売られていない
お値段は高め
固まるタイプの猫砂 メリット・デメリット

【固まらないタイプ】

種類メリットデメリット
鉱物系消臭・抗菌効果が非常に高い純正品はお値段は高め
商品ラインナップが少ない
紙系軽く保管や買い足しが楽
粉塵が舞いにくい
捨てやすい
添加物が加工されている
軽いため飛び散りやすい
消臭効果はやや低め
木材系自然の香りと脱臭効果がある
粉塵が舞いにくい
木質ペレットは大容量で安い
重たい
純正品はお値段高め
大きめチップはゴツゴツするので嫌がる猫もいる
シリカゲル系消臭・抗菌効果が非常に高いお値段は高め
丸いものは飛び散りやすい
固まらないタイプの猫砂 メリット・デメリット

それぞれにメリット、デメリットがあります。

使用するトイレに合わせて、猫砂を選びましょう。

筆者はシステムトイレに木材タイプの猫砂を使用しています。

ただ、猫は好き嫌いやこだわりが強い生き物です。

相性が合わない猫砂ではトイレを嫌がる可能性があります。

子猫を迎える場合は事前に2〜3種類ほどの猫砂を用意しておくと安心です。

ゲージ

子猫を迎える際には必ずゲージを用意しましょう。

猫は非常に警戒心が強い生き物です。

ここは安心できる場所だと感じる場所が必要になります。

【安心できる場所=ゲージ内】となるようにしましょう。

子猫の場合は迎えてから最低1週間はゲージ内のみで過ごし、自宅環境に慣れてもらいます。

そのためゲージの中にトイレやご飯食器、お水用食器、キャットタワーなども入れ、ゲージからでなくても生活できる環境にしてあげましょう。

また子猫のときだけではなく、成猫になってからもゲージはあったほうが良いとされています。

ケージがあると猫が自分のスペースと感じてリラックスしやすいうえ、飼い主が留守・家事などで目を離すときでも脱走防止につながります。

ただゲージ内にトイレ、食器、キャットタワーを置こうとするとかなり大きいサイズが必要なります。

筆者が購入したのは、アイリスオーヤマのコンビネーションサークルです。

以下のサイトから通販で確認・購入ができます。

アイリスオーヤマ公式通販サイト【コンビネーションサークル】

楽天市場【コンビネーションサークル】

筆者の場合は縦2段に横に拡張用サークルを付けています。

楽天市場【コンビネーションサークル】の2段ひろびろセットの形になります。

ゲージ内にトイレやキャットタワーなどを置くには縦と横に広さが必要なため、このような形にしました。

割りと大きめなサークルになりますが、ゲージ内で食事、トイレ、運動が出来るため、ゲージ内で過ごす子猫にとっては快適な環境かと思います。

ぜひ参考にしてみてください。

猫用ベッド

猫は狭いところを好む動物です。

体を丸めることができたり、すっぽりと収まることが出来る場所が好きです。

子猫はお迎えした直後は緊張しています。

安心して過ごせる場所となるように猫用ベットを用意しましょう。

筆者は100均(ダイソー)で購入した、布製のカゴに毛布を掛けてお手性の猫用ベッドを使用しています。

カゴの形は猫が丸くなりやすいように、丸みのあるものを選んでいます。

Amazonや楽天市場でも猫用のベットがありますので、気になる方は参考にしてみてください。

お迎えする子猫や今後の成長を見越して、適正なサイズを選んでくださいね。

爪とぎ器

猫は本能的に爪とぎを行います。

爪のケアやストレス解消、気分転換、マーキングなどの意味合いがあります。

爪とぎがないと、ストレスが溜まったり、壁や家具を引っ掻いたりすることがあります。

飼い主さんや猫のためにも、爪とぎ器は必ず用意しましょう。

爪とぎ器の素材はダンボールと麻縄があり、形は縦型、横型があります。

猫はこだわりや好みが個体によって異なります。

猫の好みに合うように、2種類ほど用意しておくと良いですね。

キャリーバッグ

自宅に迎えるときや病院に行くときなどに使用するキャリーバッグも用意しておきましょう。

ペットショップでお迎えする場合はキャリーバッグが付いてくることもあります。

キャリーバッグ前方と上部が開くタイプが使いやすく、ハードタイプだと手入れもしやすいです。

今後の成長なども加味して大きさを選んでいただくとよいかと思います。

またキャリーバッグは災害時などにも使用します。

日頃からキャリーバッグに慣れて貰うために、キャリーバッグで過ごす時間を設けるのも良いかと思います。

迎えたあとに準備しておきたいもの

ブラッシング用品

ブラッシングは猫にとって被毛を美しく保つだけでなく、大切な健康管理の一環でもあります。

また飼い主さんとのコミュニケーションツールでもあります。

短毛種の場合はラバーブラシとコーム、スリッカーブラシとコームを用意してくと良いでしょう。

猫用爪きり

爪とぎ器を使用していても、猫の爪は伸びていきます。

爪で家具などを傷つけたり、何かに引っかかって猫が痛い思いしないためにも、定期的に爪切りはしましょう。

爪切りをする際は神経や血管を傷つけないように、刃先がカーブしているものを選びましょう。

キャットタワー

猫はもともと木に登り、狩りをする生き物です。

しかし、現在は室内飼いがメインとなっており、平坦な場所で過ごす時間が増えています。

上下運動をする時間が減ると、運動不足になったり、ストレスが溜まったり、肥満の原因にもなります。

キャットタワーは猫にとって必要な上下運動を促すものとなります。

キャットタワーを設置することで、運動不足やストレスの解消にも繋がります。

また高いところが好きな猫にとっても、キャットタワーで高いところに登ることは大切なことです。

猫が健康的に過ごすためにも、早めに準備しておくとよいかと思います。

筆者はゲージ内で過ごしてもらうことを想定して、ゲージ内に設置できる大きさのキャットタワーにしました。

こちらは【Tenntowuキャットタワー】になります。

サイズ感は小さく、ゲージ内でも問題なく収まります。

シャンプー

猫は自身で毛づくろいをしますが、適度にシャンプーを行い、皮脂汚れなどを取り除くのも大事です。

水が苦手な猫には、水のいらないボディ用シートやドライシャンプーなどもあります。

猫にとって絶対にシャンプーは必要ではありませんが、さっぱりして清潔を保つことも大切です。

歯みがき用品

猫は人間よりも歯石が出来やすい生き物です。

歯石は歯周病の原因となり、歯周病は様々な内蔵機疾患の原因となります。

そのため、猫にとって歯磨きが非常に大切です。

子猫のうちから歯磨きの習慣をつけておくと、よいかと思います。

歯磨きグッズにでは歯磨きシートや指サック歯ブラシなど様々なものがあります。

おもちゃ

もともと猫は狩りをして生きていた生き物です。

子猫でも狩猟本能はしっかりあります。

狩りをしていないと、ストレスが溜まったり運動不足の原因になります。

おもちゃを使って狩猟本能をしっかり引き出して上げて、ストレス解消や運動を促しましょう。

飼い主と遊べるタイプと一人遊び用のものと両方用意しておくとよいかと思います。

猫と遊ぶ時間は飼い主さんにとっても特別な時間です。

たくさん遊んであげてくださいね。

まとめ

今回は子猫を迎える前に準備しておきたいものを紹介しました。

事前に準備することで安心してお迎えが出来ると思います。

ぜひ新しい家族と素敵な時間を過ごしてくださいね。

おこめ

楽しい猫ライフを過ごしてにゃ

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この記事を書いた人

岐阜に住む35歳。
妻と猫の2人と1匹暮らし。
実際に体験したことや好きなことを中心におすすめ情報を書いています。

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