2024年8月10日に第2回ぎふ長良川花火大会が開催されました。
昨年の第1回から有料席が設置され、橋上には目隠しがされるようになりました。
賛否両論ある、有料席の評価。
今回は実際に有料席で花火鑑賞をしてきましたので、有料席の価値はいかほどかを伝えます。
結論から言うと、有料席から見る価値は十分にあります。
ただいくつか気になった点もありましたので、そのあたりも紹介していきます。
- ぎふ長良川花火大会の有料席からの景色を見たい
- 実際の現場の雰囲気を知りたい
- 有料席のメリット、デメリットを知りたい
有料席の種類・価格
※第2回ぎふ長良川花火大会時の、座席の種類、価格となります。
座席は指定席と自由席の2種類でともにチケットの購入が必要です。
指定席は座席の場所が指定されており、自由席は座席のみが用意され、早い者勝ちで場所取りが必須です。
指定席は以下の種類があります。
席種 | 価格 |
最前列席リクライニングシート | 30,000円(税込) |
最前列席 | 11,000円(税込) |
2列目以降 | 7,000円(税込) |
視界良好ペアシート | 22,000円(税込) |
わいわいファミリー席 | 30,000円(税込) |
指定席はチケット発券後に座席の番号が記載されています。
自由席は以下の種類があります。
席種 | 価格 |
三脚持込可能エリア | 10,000円(税込) |
階段席 | 6,000円(税込) |
自由席先行入場券付き | 4,500円(税込) |
自由席 | 4,000円(税込) |
有料席の配置
※第2回ぎふ長良川花火大会時の情報となります。
有料席の会場案内図です。
こちらが自由席の会場です。時間は18時頃です。
すでにたくさんの人が見え、場所取りがされていました。
少しわかりにくいですが、前方の芝生ゾーンがわいわいファミリー席となります。
自由席の西側になります。自由席よりもかなりゆとりがあります。
奥のパイプ椅子が協賛社席で、手前が階段席となります。
こちらが指定席です。自由席、協賛社席、わいわいファミリー席よりも打ち上げ場所の正面にあたります。
指定席でも2列目以降はランダムに決まります。
視界良好ペアシートです。今回利用した有料席となります。
堤防法面の平らな部分に設置され、前方、後方ともに人がいないことが最大のメリットです。
遮るものが全く無いので、花火がかなり見やすかったです。
両隣の間隔が広く、荷物も置きやすく、かなり快適に過ごすことができました。
有料席からの花火の景色
実際に現場から見た花火の景色です。
素人がiPhone13で撮影したものです。
有料席のメリット・デメリット
有料席のメリット・デメリットは以下になります。
- 時間を気にせず準備ができる(指定席の場合)
- 花火全体を見ることができる
- 演出や解説をしっかり聞くことができる
- 花火の臨場感を味わえる
- 屋台までの距離が遠い
- 首が痛くなる
- 打上数が少なく、やや物足りなさもある
それぞれ説明してきます。
メリット
時間を気にせず準備ができる(指定席の場合)
指定席のため、場所取りをする必要がなく、時間に余裕を持つことができます。
今までは少しでも良い席を取ろうと早めに会場に行き、暑い炎天下の中で何時間も待っていました。
しかし、指定席だと炎天下で待つストレスや席を取りのストレスがなく、気持ち的にすごく楽でした。
準備を夕方から始めても、余裕を持つことができました。
指定席ならではメリットです。
花火全体を見ることができる
ぎふ長良川花火大会は長良川河川敷から打ち上げです。
打ち上げ場は横長となっており、形を活かした演出が多いのが特徴的です。
有料席以外からでは下からの花火演出が見られないため、上空の花火のみが見える形となります。
そのため、花火全体を見ることができません。
有料席はこの全体の演出を楽しむことができるのがメリットです。
演出や解説をしっかり聞くことができる
有料席では花火と音楽の演出を十分に楽しむことができます。
無料席でも花火と音楽を楽しむことはできますが、音が聞きにくかったり、花火全体を見る事ができません。
音楽と花火全体がリンクした演出が見られるのは有料席の特権です。
花火の臨場感を味わえる
初めて有料席で花火を見ましたが、無料席から見るのとは臨場感が違いました。
まず打ち上がる際の「ヒュ~ッ」という音がハッキリと聞こえ、花火の打ち上がっていく軌道が見えるのに興奮しました。
また「ドーーン」と鳴る音がいつも以上に大きく、体全体に響き渡る感覚がします。
近くで見る花火だからこそ、感じることができる特別な瞬間でした。
あの感動は近くで見た人にしか分からないものがあります。
デメリット
屋台までの距離が遠い
第2回ぎふ長良川花火大会ではキッチンカーが出店していましたが、出店場所がやや悪かったです。
場所は金華橋下流側の河川敷です。
この場所は有料席からやや遠く、行くには不便さを感じました。
行列もすごく、キッチンカーで購入するには時間に余裕を持つ必要があると感じました。
もし指定席で開園1〜2時間前に来場する場合は事前に、事前に食べ物を用意しておくと良いです。
近くのコンビニも行列がすごいので、あてにしない方が良いかと思います。
首が痛くなる
有料席は花火との距離が近いがゆえに、打ち上げ花火はかなり上向きに見る必要があります。
上向きで見続けていると、やはり首が痛くなります……。
こればかりは我慢するか、定期的にマッサージなどしていきましょう。
打上数が少なく、やや物足りなさがある
第2回ぎふ長良川花火大会は打上数の少なかったです。
第1回は3万発でしたが、第2回は1万発と3分の1となっています。
主催が岐阜新聞、中日新聞。昨今の新聞離れもあり、金銭面で厳しい部分があるのかもしれません。
第3回の打上数はわかりませんが、減少が続くようなら、有料席の価値も相対的に下がるかと思います。
1万発の打ち上げで、現在の席の価格は高いと感じるがギリギリ妥協できるラインです。
まとめ
今回はぎふ長良川花火大会の有料席に価値を伝えてきました。
第3回ぎふ長良川花火大会の価格帯、席種などはまだわかりませんが、参考になれば幸いです。
個人的には夏の思い出、心に残る風景だと思うので、行く価値はあると思います。
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