ふと思い出した過去の出来事。
高校時代、毎日部活に打ち込んでいた日々。今思えば青春と呼べる時期。
自転車で最寄りの駅(自宅から約6km先)まで移動し、そこから駅を2駅。さらに駅を降りてから40分ほどの徒歩。
そうしてやっと辿り着く高校。長過ぎる〜笑
時間にして約1時間半程。毎日これを往復していました。
今思うとなかなかに頑張っていたと思う笑
そんな通学時に必須アイテムだったのが、MDウォークマン!!
今まではコンポでしか聞けなかったMDがウォークマンに!これでいつでも音楽を持ち運べる。
今まではカセットテープで、聞いていたのがMDになって軽くなるし音質も良くなる、画期的でした!
高校の入学と同時期に親が買ってくれたオレンジ色のウォークマンを今でも覚えています。
MD全盛期
高校生の僕は部活一色でアルバイトもしていなかったので、自分で買えるものは限られていました。
音楽でもそうです。
当時はCD全盛期、基本音楽はCDを購入するかレンタルして、MDなどに移すのが主流。
自分の聞きたい音楽があれば、自分でCDを買うかレンタルしないといけない。でもそんなお金はない。
だから僕が聞いていた音楽は、親がゲオで借りてきたものばかり。
B’z、ミスチル、GLAY、ポルノ、ケツメイシ、サザン、スピッツ、倖田來未、宇多田ヒカルなどなど。
アルバムが出たら、親が借りてきてそれを聞く。そんな流れでした。
コンポにCDを入れ、それをMDに録音していく時間が少しワクワクしたのを覚えています。
棚の引き出しの中に、MDを閉まっているところがあり、通学前に今日は何を聞こうかなと悩みながら、MDを1枚選びウォークマンに入れて家を出ていました。
その日一日聞くことになる音楽、選ぶときは結構真剣です笑
音楽と記憶
音楽ってそのときの気分を上げてくれる大切なもの。
出だしの一曲目から気分が高まると、自然と自転車の漕ぐスピードも上がっていく。
僕はロックが大好きで、激しい音楽を聞きながら田舎の緑しかない道を全力で駆け抜けていくのが好きでした笑
途中で少しスローテンポの曲に変わったら、すぐに飛ばして次の曲に移していました笑
これってあるあるですよね。
そして時期によってはドハマリする曲があり、何度も何度も何度も同じ曲ばかりを聞く日も。あるあるです。
そんな中よく選んでいたのはB’z。B’zは小2の頃から好きで、今も好き。
高校時代にはいろんなアルバムの中から、その日の気分のアルバムを選んで聞いていたなあ。
特にLOOSE、SURVIVE、Brotherhood、RUNあたりはかなり聞きました!
今でも曲を聞くと、通学時の景色や部活動の日々などが思い出されます。
音楽と記憶はリンクする。
その時代を象徴する音楽の数々、きっと誰の中にも過去の自分を思い出す一曲とかあるんじゃないかな。
そんな曲が多ければ多いほど、生活の中に音楽が溢れている人生になると思う。
最強のMD
そんなB’z8割、その他2割の高校生活の僕にある日衝撃が起こりました。
それは兄の彼女さんが作ったMD。
このMDの凄さは流行りの音楽が、20曲近く録音されていること。
今はスポティファイやアップルミュージックなどで流行りの音楽をすぐに再生することが出来ますが、僕の高校時代にはそんなものはない…。
そんなときに出会った彼女さんのMD、最新の音楽が絶え間なく流れる。すごい。しかもタダで聞ける。やばい!
さらに凄いのはこのMDは月1程度で更新していくこと。
兄に対する愛情がすごい!
僕が彼女ならそんなマメな事はできないし、やらないです笑
僕もその愛情のおこぼれをもらっていたかたちですが。
この彼女さんのMDの登場で、音楽に疎い僕も最新の曲をしれたり、普段は聞かない曲も聞くようになりました。
様々な音楽に溢れていた、僕の高校生活。
ウォークマンを相棒に駆け抜けた日々は青春です。
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