今日は第58回理学療法士国家試験、あれから13年が経ちました

今日は第58回理学療法士国家試験でした

受験生のみなさんお疲れさまでした!!

目次

国家試験までの険しい道のり

理学療法士になるための、一番最後の難関、それは国家試験

理学療法士になるためにはいくつか乗り越えないといけない壁があります

まず、学校のテスト

学校によると思いますが、僕の通っていた学校は各科目で60点以上を取らないと追試がありました

そして追試で60点以上取れないと、留年です…

なかなか厳しい、そのため普段から授業をしっかり受けていなかったり

テスト期間に遊んでいたりすると、容赦なく留年するハメになります!

学校としても、卒業生のほとんどが国家試験に受かっているという実績が欲しいため

結構厳しめに設定されています…、そのため普段から解剖学や運動学は復習や予習が必要でした

そして次の壁が実習です

この実習がまあきつい…

1ヶ月、2ヶ月、2ヶ月の計5ヶ月実習行くことになります

実習先が比較的優しいところだと安心ですが、厳しい実習先やバイザーに当たると地獄を見ます

僕も一度厳しいところに行ったことがあり、そのときはほとんど寝れない日が続き

精神的もかなり追い詰められていました…

実習はとても大切ですが、実習生が精神的も肉体的も追い詰められていくのはどうかと思います

今はいろいろと改善されているのだろうか、どうかのびのびと学んでほしい…

こんな学校のテストや実習を乗り越えてきた人たちが最後に受けることが出来るのが

理学療法士国家試験なのです

そこに辿り着いたことでさえも、誇りに思っていいと思う!本当にみんな頑張った!!

こんな僕も13年前の今日、国家試験を受けてきました

そして、僕も13年前の今日そんな国家試験を受けていきました

今朝、第58回理学療法士国家試験と知り、ふと13年前のあの日を思い出しました

前日の夜に名古屋のビジネスホテルに泊まり

翌朝、バスに乗りクラスのみんなと会場に向かいました、天候は確か曇りだった

他校の生徒もたくさんいる中で、なんとも言えない空気感が会場に流れていました

あー、ここで落ちたらどうなるんだろう、絶対受からないとやばいな

そんな事を思っていたと思います

国家試験は簡単な年と難しい年があります

どうか簡単な年でありますように、そんなことも願っていました

すごい緊張感の中、試験官が会場に入り、説明を始めました

いよいよ始まる、大丈夫ここまで頑張ったから…

心のなかで、何度も何度も自分を奮い立たせていました

そして、試験用紙が配られていきました

試験官の用意はじめの合図がなり、一斉に紙をめくります…

そこから先のことは正直あまり覚えていません、今になってどんな問題があったかと聞かれてもあまり思い出せません

とにかく必死になって解いて、間違いがないか確認して…

自分の人生が決まる重要な時間、後悔が無いように取り組みました

国家試験を終えてから

そんな国家試験が終わってから、また帰りのバスに乗り、学校まで向かっていきました

車内はちろろん国家試験の話題、あの問題の正解はこうだとか、あそこが難しかったとか

そんな車内の中で僕はずっと窓から外の景色を見ていました

どこか自分の答えが間違っていると知るのが怖かったのかもしれません

あー終わった〜という開放感はなく、合格発表のその瞬間まで気が抜けない状況でした

そして合格発表の日、合格の二文字を確認した瞬間に安堵に包まれました

これでやっと終わったという開放感とともに、次はいよいよ社会人になる

理学療法士として医療現場に立つ

自分は一人前の理学療法士になれるのだろうかという不安が襲ってきました…

あの頃から13年、僕は今も理学療法士として働いています

回復期病棟から老健、訪問看護、デイサービスなどさまざまな現場に立ってきました

13年前の自分にひとこと言うなら

「これから色々大変だけど、なんとか頑張って働いてるよ」です笑

これから先の未来の僕は今の僕になんて声をかけてくれるのかな

どうか前向きな言葉でありますように笑

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この記事を書いた人

岐阜に住む35歳。
妻と猫の2人と1匹暮らし。
実際に体験したことや好きなことを中心におすすめ情報を書いています。

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