昨日のご飯を食べたあと、嫁から「池田山に行きたい」と提案があり。
ただ、時間も遅く、ブログも書きたかったため、「また今度ね」と返事。
自宅に戻りブログを記載中に、やっぱ行こうかなと心境の変化が起きました。
記念日やし思い出に残ることをひとつでもしておこうかなと。
ブログも思ったより早く終わりそうだし。
思い出では人生を振り返ったときに、あんなことしたな、こんな所に行ったなと余韻に浸れます。
お金では買えない特別なもの。
音楽をお供に池田山に向かう
そんなこんなで急遽家を出発!
時間は夜の10時半頃。
自宅から池田山までは約35分程。ひたすら一本道を通っていきます。
池田山は岐阜市民なら知っている、夜景の名所。
大垣市民や滋賀県、名古屋の方なども訪れる場所です。
車の中では音楽を流しながら向かいます。お互いに流したい曲を交互に。
僕は一曲目に天体観測をリクエスト。
このシチュエーションのなか、天体観測は間違いなく正解。イントロからテンションが上ります。
その後は大塚愛のプラネタリウム、オレンジレンジのアスタリスク、B’zの今夜月の見える丘になどの夜に似合う曲を流していきました。
その場面に合う音楽はよりその場を盛り上げる。
音楽を聴くことであの時の情景を思い出すこととかありますよね。
長き山道
音楽を聴きながら道をひたすら進み、いよいよ池田山の麓まで到着。
ここから山登りへ。
夜の山道は見通しも悪く、動物などが出てくる危険性あり。
なるべくゆっくり安全に進んでいきます。
うねうねと曲がりくねる道、塗装されていない道、車一台が通れる程度の細い道。
そんな険しい道をひたすら進んでいきます。
途中下山してくる車とすれ違いながら、ぐんぐんと昇っていく。
以前来た時はもっと早く上まで付いた気がするのに、今回は前より長く感じます。
夜だから?
もう上に付いてもいい頃なのになと思い始めから5分ほどでいよいよ夜景が見わたせるスポットに到着。
長かった〜。
駐車場には何台か車が停まっています。やはり金曜の夜は見に来る人が多い様子。
重ね合う15年前の自分
夜景を見渡せる所にではすでにたくさんの人が。
そして年齢層が若い笑
間違いなく10代後半から20代前半くらいのカップルや少しヤンチャな感じの人たち。
治安はあまり良くない笑
まあでもお互いに関わり合うことはなく、それぞれがそれぞれの時間を過ごしているため問題はありません。
ちょうど座れる場所が空いており、そこで腰掛けながらゆっくりと眺めます。
暗く街灯のみの場所、明るく輝いている町中、遠くの光は不思議とゆらゆらと揺れている感じ。
たくさんの人々がこの街の中で生きている。
![](https://gihumati-kinako.com/wp-content/uploads/2023/03/IMG_2147-1024x768.jpg)
以前、僕が夜にこの場所に来たのは15年前の19歳の頃。
当時はリハビリの専門学校に通っており、友達に乗せてもらい来ました。
あの頃は、実家を離れて半年ほど…、学校の勉強などで忙しい時期でした。
今はもう忘れてしまいましたが、そのときにはそのときの悩みがありました。
眼下に広がる夜景を見たときに自分の悩みって小さいなあ、と感じことを覚えている。
特にそれで悩みが解決したわけではないけど、なんか気が楽になった。そんな感じ。
そして昨日、15年ぶりにその夜景と再開。
あれから実習や国家試験、就職、仕事での様々な経験、嫁との出会い、そして結婚。
本当に色んな経験を積み、人間として少し成長しました。
変わらない夜景を見ながら、あの頃の自分と今の自分を重ね合わせます。
あの日は友人と見た夜景、今は嫁と見ている。
感傷的な気分に浸ります。
これからも色んなことがあるだろうけど、この街で暮らしていく。
頑張っていこう!!
そして夜景を見ながら嫁の話を隣で聞きます。
主に仕事の話。こんな場所だからか話もいつもよりテンポよく進みます。
まだ寒さも残る中、記念日に夜景を見ながら過ごす時間がとても良いものでした。
次はいつになるかわからないけど、またこの夜景に会いに来よう。
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