8月10日にバチェラー5のエピソード4、5、6が配信されました。
今回はエピソード5の感想を書いていきたいと思います。正直バチェラー史に残る神回でした。
エピソード4、6の感想も書いていますので、ぜひ読んでみてください!
ストールンローズ
ついにバチェラーにもやってきました。ストールンローズ!
ストールンローズはバチェロレッテで登場した特別なローズ。
2ショットデートを奪うことが出来る可能性があるも、振られれたら即失格となる恐ろしきローズ。
運ばれてきたのは和やかな朝食のひととき。
ストールンローズが来た瞬間に現場が静まり返ります。
人のデートを奪い取るローズ。失敗したときのリスクは大きい。誰か使う人はいるのか。
今回はカクテルパーティーもないとのことで、ストールンローズの意味は更に大きなものとなります。
このストールンローズを巡るやり取りが今回のエピソード5で最大の盛り上がりを見せました。
今までのバチェラーシリーズでも名シーンに残る場面だったと思います。
グループデート1
まず最初はグループデートからスタート。
メンバーは朽木愛シャさん、竹下理恵さん、尾崎麻衣さん、月田侑里さんの4人。
先頭のバギーに長谷川さんと尾崎さん。後ろの車に残りの3人の構図。
狭き山道を颯爽と駆け抜けていきたいところですが、安全運転のバチェラー。結構ビビり笑
後ろの3人も安全運転になり、愛シャさんはウトウトと寝てしまう始末笑
というか、尾崎さんのみバチェラーとくっつき、残り3人は触れ合うことも出来ないのはグループデートなのだろうか?笑
2ショットデート 朽木愛シャさん
その後は、愛シャさんを指名し2ショットデート。
流石にここは2ショットデートを1回も行っていない愛シャさんになります。
デート内容はジップライン!
MCの指原さんいわく、始めてのデートでジップラインは絶対に嫌と。その気持は分かります笑
いきなりのデートでジップラインは色々とハードル高めです。
ビビリの長谷川さんは周りの景色を楽しむ余裕など無く、必死な表情!笑
楽しんでいる愛シャさんとは対称的。
そんなジップラインを楽しんでいる最中、ヴィラではストールンローズを巡る女性陣の探り合いが。
使いたい人はいるか、鈴木さんが探りを入れてきます。
ただ今は始めての2ショットデート中の愛シャさん。そしてまだ次のデートもあるという状況。
そのため、ここでは誰も使用せず。次に繰り越す形に。
場面は愛シャさんとのデートに。二人でプールに入りながら恋愛観について語り合います。
しかし、会話のキレがどこかぎこちない感じで、深い話や盛り上がりにかけてしまう感じ。
これはなんか落ちそうな雰囲気です。
グループデート2
次のグループデートはクルージングでイルカと戯れていくというもの。
メンバーは大内悠里さん、西山真央さん、竹下理恵さん。
デート自体は和やかな雰囲気で進んでいき、バチェラーとの会話も日常の何気ない話でそれぞれのメンバーがバチェラーとの距離感を縮めている感じ。
長谷川さんもいつまに「はせきょん」なんて呼ばれているし笑
そしてこのグループデートのあとには大内さんが2ショットデート誘われました。
ストールンローズを巡るやり取り
大内さんを残した残りのメンバーがヴィラに揃い、ストールンローズを囲み話し合いが始まります。
この話し合いを始まる前に何となくの空気感で月田さんが行くんだろうな、行くべきと女性メンバーや視聴者は感じていたはず。
長谷川さんにも積極性を見せてほしいと言われ、2ショットデートにも誘われていない…。
このストールンローズは月田さんのためにあるようなものと言っても過言ではないという空気感。
でもそこは流れ的に月田さんどうぞ、というわけにはいきません。
他に行きたい女性メンバーは居ます。ここで手を上げたのは竹下さん。
話し合いの中で、竹下さんか月田さんどちらかが行くべきだという流れに変わっていきます。
月田さんが、今までなかなか時間が無くて、あまり話せていないし、カクテルパーティーもないから行きたいと懇願します。
そこに竹下さんがカクテルパーティーがあっても私は行きたいと。
また他のメンバーも時間がなかったのは月田さん自身が積極性がなかったからと指摘します。
ここで、それでも行きたい理由、例えば今までの自分を変えていきたい。積極的に長谷川さんと関わっていきたい。遅すぎるかも知れないけど最後のチャンスがほしい。など本当に心のそこからの本音を口にすればよかったものの、それが言えずに黙り込んでしまう月田さん。
その姿を見て、どこかもやもやしている周りのメンバー。
きっと敵同士でもありながら、相手のことも応援しているという不思議な関係性。
これまでの月田さんの様子を見てきて、そういう性格の子と知っているからこそ、ここは変わってほしい。最後のチャンスだからこそ、自分から動いてほしいという思いがあったと思います。
そんな月田さんを見てみんなが納得するような理由がほしいと話す鈴木さん。
そう、行ってほしい。ただ簡単な理由ではみんなが納得しない。
みんなが納得できるような理由は、本当はみんなが分かっている。あとは言うだけ、でも言えない。
そんな中、竹下さんはさらに行きたい理由を付け足していきます。
ここで言い返してほしいのに、言い返してこない月田さん。
見ている僕もなんでこんなにアシストしてもらってあとはゴールするだけなのに、シュートを打たないんだろうともやもやしてました。
こんなやり取りが永遠と続き、ついに坂東さんがやってきてしまいます。
「どなたがストールンローズをお使いになりますか?」
ここで少し沈黙。月田さんの様子を伺う竹下さん。
「私が行きます」と切り出す竹下さん。
しかし、数秒後月田さんが「許されるなら私が行きたいですと」懇願します。
ここで見ていた僕はやっと、やっと感情を出したか。でも遅すぎるよ月田さんと思いました。
そこで、スッと言葉をかけたのは尾崎麻衣さん。
「気持ちはわかるけど、感情を出すのが遅すぎるよ。もっと早く気持ちを表すべきだったと思う。この流れなら竹下さんが行くべきだと思う」と全メンバー、視聴者の声を代弁します。
この尾崎さんの行動は正直に感動しました。
みんな思っているけどみんなが空気を読んで、誰も発言しないことがよくあります。
なかなかああいう場面で、自分が嫌われるかも知れないけど勇気を出して発言することってなかなか出来ません。
それもストールンローズという大事な場面。
そしてもしここで月田さんが行かなかれば、きっと月田さんが脱落すると分かっている場面で。
この尾崎さんの発言はバチェラーの中でも名シーンだと思います。
ストールンローズ成功
ストールンローズを持ち、長谷川さんのもとに駆け寄る竹下さん。
今の気持ちを素直に伝えていきます。
それをじっと聞き入る長谷川さん。
そんな会話を聞いている大内さんは馬を撫でていました。可愛い笑
竹下さんの気持ちを受け取り、長谷川さんの出した答えはストールンローズを受け取ることでした。
ここは受け取るだろうなと思っていたので想定内でした。
やはり断ったら脱落してしまうストールンローズ。バチェラーの中で明確な線引がない限り、受け入れることが大半だと思う。それでもやはりリスクは大きい。
そう思うと、バチェロレッテでの萌子さんは凄いと思う…笑
2ショットデート 竹下さん
ストールンローズで勝ち取った2ショットデート。
ビーチ沿いで寄り添いながら、言葉を交わしていきます。
内容はパートナーになりたいと思う人について。
竹下さんは自身の病気のこと理解してくれて、それでいて自然と安心できる人と答えます。
長谷川さんもその思いに共感。
そこに打ち上がる花火。そして差し出すローズ。
2ショットデートでは必ずというほどローズを貰う竹下さん。強し。これからどこまで行くか気になります。
バチェラー史に残る名シーン
そして場面は切り替わり、ヴィラに残りメンバーがプール沿いに打ち上がる花火を見ています。
音楽のみが流れて、会話は聞こえません。
映し出されたのは、花火によって照らし出された月田さん。泣いています。
そして尾崎さん。尾崎さんも泣いている。
きっと竹下さんがデートしている際にも、ヴィラの中ではストールンローズを巡るやり取りの続きがあったのだと思います。
放送されていないので、憶測ですが…。
自分の責任で行けなかった月田さんを想う尾崎さん。
結局変われなかった自分を責める月田さん。
ストールンローズを巡るやり取りでは、誰が悪いとかではなく、あの場面では竹下さんが行くべきだったと思うし、尾崎さんの発言は正しいと思う。
ただお互いにしこりが残るような感覚だったのか。
花火を見てその感情が溢れ出したのかも知れません。
ここで全てを振り切るようにプールに飛び込んでのは尾崎さん。
その姿を見て次々と飛び込んでいくメンバーたち。彼女たちの顔からは笑顔が見えます。
そして、打ち上がる花火を笑顔で見る、長谷川さんと竹下さん。
交互に場面が入れ変わり、その姿は対称的です。
ただプールにいる彼女達は今日の全てを振り切ったような表情。
それでも最後まで飛び込まずに、泣きながら見ている月田さん。
そこに声を掛けに行ったのは鈴木光さん。お互いに手をつなぎながらプールにダイブします。
ずぶ濡れになって、全てをさらけだすような彼女たち。尾崎さんが月田さんのもとに駆け寄り抱きします。
音声は無くてもわかる、口の動き「ごめんね」
お互いに号泣しながら抱き合います。
そしてその二人を囲みこむように、周りのメンバーが寄り添い合います。
このシーンは感動的でした。決して言葉が聞こえなくても、気持ちが痛いほど伝わってきます。
きっと尾崎さんの中では相当な責任を感じていたと思います。自分のせいで月田さんが落ちてしまうかも知れない。チャンスを潰してしまったのかも知れないという。
ただそのことを謝りたくても、謝れない。そんな空気感があったかも知れません。
月田さんも同様に自分の情けなさ、不甲斐なさを感じながら、尾崎さんに自分のせいで責任を感じているのではないかという不安もあったかも知れない。
バチェラーという恋愛リアリティ番組では、なかなかない女性の友情や絆のようなものを感じました。
これには嫁も感動。
やばい感動する。バチェラーで泣いたの初めてかもしれん。
とテレビの前で泣いておりました…。
このプールシーンは間違いなくバチェラー史に残る名シーン。何度見ても感動的です…。
ローズセレモニー
カクテルパーティーはなくそのまま迎えたローズセレモニー。
脱落したのは朽木愛シャさんと月田侑里さん。
最後車の前でしゃがみこんで号泣する月田さんの姿が印象的でした。
最後の最後、感情が溢れ出た月田さん。
もっと自分の感情を表に出せたり、行動を怖がらずに起こせる性格だったなら展開は変わっていたかも知れません。
残りのメンバーはいよいよ5人となりました。
鈴木光さん、尾崎麻衣さん、西山真央さん、竹下理恵さん、大内悠里さん。
最後の一人になるのは誰でしょうか。
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