2023年11月3日(金)にゴジラの新作、ゴジラ−1.0の公開が決まりました!!
ゴジラファンの僕からしたらもう今から楽しみで仕方ありません!!笑
公開情報は少なく、現在は予告動画のみ。
今回はこの予告動画やタイトルから内容を考察していきたいと思います。
テーマは「絶望」 戦後の日本vsゴジラ
まずは今作のゴジラ−1.0の大きなテーマが「絶望」です。
You Tube公式動画の東宝MOVIEチャンネルの概要欄にもこのような記載が。
ゴジラ生誕70周年記念作品
シリーズ史上最悪の絶望が日本を襲う!
戦後、無(ゼロ)になった日本へ追い打ちをかけるように 現れたゴジラがこの国を負(マイナス)に叩き落す。 史上最も絶望的な状況での襲来に
誰が? そしてどうやって?
日本は立ち向かうのか―。
東宝MOVIEチャンネル
シリーズ史上最悪の絶望と言われるほどの絶望。相当なものと考えられます。
まず絶望と言われる理由が今作のゴジラが戦後間もないタイミングで出現すること。
予告動画では、一部が破損した銀座の時計台が映し出され、その周りには倒壊した無数の建物。
時代背景的には銀座の時計台が和光として運営できていなかった、1945年〜1952年の間と推測できます。
敗戦後、無になった状態から復興に向けて動き出す人々。
そのタイミングで突如現れる、ゴジラ。
まさに絶望。
今までのゴジラ作品は現代が時代背景として描かれ、その時々の最新の兵器などで対抗する場面が見られました。
しかし今作は戦後。兵器も乏しく、国力も低い、備えているのは警察予備隊くらい。
勝てる未来が見えません。またもや米国頼りになるのか?果たしてどうなる…。
ただYou Tube公式動画の概要欄に、誰が?どうやって?日本は立ち向かうのかとあるように、戦後の日本vsゴジラの構造になるかと思います。
この戦後の日本vsゴジラが今作が今までのゴジラ作品と一線を画すところです。
絶望的な中で、どう立ち向かっていくのか、結末はどうなるのか。考察していきたいと思います。
予告動画からの考察
まずは予告動画から。
上記のように、一部が破損した銀座の時計台から時代は1945年〜1952年頃と推測されます。
終戦は1945年8月15日、人々の服装を見ると夏と言うには厚手の服を着ているため、終戦直後よりかは数ヶ月〜数年が経過していると思われます。
また復興したのか、元々壊されてなかったのか不明ですが、綺麗な建物も多く見えます。
戦後にこれだけの建物があるのはやはり東京と予想できるので、やはり復興した1950年頃かもしれません。
銀座のシーンは戦後直後で、復興後にゴジラ襲来が流れかもしれません。
また銀座のシーンの直後に映し出される、荒れ果てた大地に巨大な穴。そして土煙。
パッと予想できるのは、この穴からゴジラが出現。地下に住んでいたゴジラが戦争の影響で目覚めたというもの。
他のシーンでも地割れが起き、何かが出てるく描写があるので、地中を移動するタイプのゴジラかも知れません。
そして尻尾で街をなぎ倒すシーンでは、かなりの大きさが伺えます。間違いなく初代より大きい。
サイズ感的にはシン・ゴジラに近い程度か。足のサイズも大きめで岩のような質感です。
やはり海底より地底にいる設定がしっくり来ます。
そして最後に顔が映し出されますが、顔はいわゆるライドゴジラにそっくりです。
ライドゴジラとは西武園ゆうえんちで行っているゴジラのアトラクションです。
ポスターの背びれなどもそっくりです。
※画像は『ゴジラ-1.0』公式Twitterから引用
ライドゴジラを手掛けたスタッフの一人に今作の監督である山崎貴監督がいます。
山崎貴監督の中ではゴジラのデザインはかなり前から決まっていたのか、ライドが先が映画が先か。
どちらにせよ、恐怖感を与えるこのデザイン、個人的にはめちゃくちゃ好きです!!
早く次の予告動画が見たいです!!
考察まとめ!
①時代は1950年頃
②地底に住んでいたゴジラが戦争で目覚める
③デザインはライドゴジラがモチーフ
タイトルからの考察
次にタイトルからの考察。
ゴジラ−1.0
戦後の無(ゼロ)の日本を負(マイナス)に叩き落とす。と書かれているように負(マイナス)が今回のテーマ。
ここで気になるのは1.0というところ。
なぜ1.0なのか。マイナスに叩き落とすだけなら、−1.0と記載する必要はありません。
−1.0である理由を自分なりに考察してみました。
まず今作の舞台が戦後。初代ゴジラが公開されたのが1954年。
つまり初代ゴジラよりも以前の世界が舞台。
初代ゴジラを0としたときに、今作の立ち位置が-1.0になるというもの。
ストーリー自体が初代に繋がるかどうかはわかりませんが、ゴジラ作品というコンテンツの中では-1.0の立ち位置になります。
また公開日は11月3日なのも意味深です。11月3日は初代ゴジラの公開日でもあります。
全く無関係とは言えない気がします。
次に考えられるのは、芹沢博士の存在。
初代よりも前となれば、芹沢博士も出てこないと推測されます。
そうなるとゴジラに勝つ手段であるオキシジェン・デストロイヤーもないことに。
この勝つ手段、勝つ人物が存在しない世界。これを-1.0と表しているのかも知れません。
次に考えられるのは、-1.0で止まったというもの。
戦後の無力の日本がゴジラに襲来されたら、正直-1.0では収まらない気がします…。
-100ぐらいいってもおかしくない。それを-1.0に止めている。
物語としては常に絶望感に襲われ、どうしようもない中でも、人や国が抗い続け、絶望の進行を食い止める。
そんなストーリー展開を予想すると、絶望の中にもかすかな光を見出して終わっていく結末となり、それを-1.0と表記しているのではないかというもの。
考察まとめ!
①初代ゴジラの前の時代を描くことから-1.0となる
②芹沢博士、オキシジェン・デストロイヤーのない世界を-1.0と表記
③絶望の進行を食い止める意味での-1.0の表記
9月6日追記 キャストと新たな予告動画公開&考察
9月4日に新たな予告動画が公開されました。
また一部キャストも公開となりました。
主演は神木隆之介さん、浜辺美波さん。
他に山田孝之さん、青木崇高さん、吉岡秀隆さん、安藤サクラさん、佐々木蔵之介さんなどが出演されています。
新たな追加された予告動画です。まさに絶望を感じさせる動画です。
今回も動画を見ての考察を行っていきたいと思います!!
考察
ゴジラの出現
まず最初の考察ではゴジラの出現について。
前回の考察でも地底から出現を予想していましたが、今回の動画でも土煙の中から出てくる様子が描かれており、地底から出現している可能性があります。
ただ、戦艦の下をゴジラの背びれが横切るシーンも描かれており、定番の海からパターンも十分にありえます。
その裏付けとして、最後のシーンで海沿いから上陸してくゴジラが描かれてることや、浜辺美波さんが演じる女性が「あれが、ゴジラ?」と言っているように、ゴジラは知っているが、ゴジラは見たことないようなセリフがあります。
戦後の日本の近海でゴジラが出現→日本に知れ渡る→上陸の流れが自然かもしれません。
また吉岡秀隆さんが演じる博士(芹沢博士的なポジション?)が「政府はこの情報を国民に隠しています」というシーンがあります。
ゴジラの存在を知りながら、国民には知らせなかった。
政府としてはゴジラは知られてはいけない存在。マイナスの存在なのか。
そして他のシーンでは海からゴジラの熱線が放たれ、戦艦が朽ちている様子が見られます。
政府としてはゴジラの抹消を国民にバレないようにしようと、戦艦からの攻撃を試みるも反撃にあう。
こんな流れもあるのかも…。
やはり戦後という設定なので、原爆でゴジラが目覚め(誕生?)、日本に上陸という王道パターンかもしれません。
主人公の立ち位置
また今回の動画では主演の神木隆之介さんのシーンが多く描かれていました。
ここでは主人公の立ち位置を考察してきます。
まずは浜辺美波さんとゴジラから逃げるシーンが描かれており、浜辺美波さんとは恋人関係にあるかと思われます。
また戦死した人の前で立ち尽くす姿や恥知らずがと怒鳴られているシーンなどもあり、戦争で逃げ腰になり、仲間を犠牲にし、自分のみが助かった日本兵であると予想しています。
主人公も精神的に絶望の中にいるなかで、ゴジラが出現。
全てを無慈悲に破壊してくゴジラ、戦争から逃げた自分。
このままではいけないと、ゴジラに抗っていく主人公の成長物語もあるかもしれんません。
【生きて、抗え】
これは、生き残ってしまった主人公の葛藤、ゴジラとの戦いを示しているのかもしれません。
最後のゴジラのシーン
そして印象的だったのが、最後のゴジラのシーン。
なにかの攻撃を受けたのか、皮膚が傷つき赤くなっている部分も見られます。
怒りからなのか、天を向き咆哮するゴジラ。
このシーンを見て思うのは、戦後の日本でもゴジラに全く歯が立たないわけではなく、ダメージを与えることは出来ているのかもしれないとのこと。
ただこの様子ではこのあとに、ゴジラの熱線が放たれるシーンを想像してしまいます…。
このシーンが映画のどのあたりなのか、すごく気になります。
映像の中に、街中にいるゴジラに対して周りにいる人間は関係なく爆弾を落とすシーンがあります。
もしかしたら、そのシーンの続きかも…。
考察まとめ!
①ゴジラは原爆により、目覚め(誕生し)日本に上陸。
②政府はゴジラの存在を隠蔽。知られてはいけない存在である。
③主人公は戦争で生き残ってしまった日本兵
④ゴジラには全く歯が立たないというわけではない。
まとめ
今回は予告動画とタイトルから考察を行いました。
映画設定やゴジラのデザイン、作品テーマともに個人的にはすごい好みです。
公開日まで待ちきれないです!!
また新情報が出たら考察していきたいと思います!
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